肩甲骨はがしって何?②(施術の流れ)
こんにちは。今回は前回の続きになります。肩甲骨はがしの実際の施術の流れについて書いていきます。
前回にも書きましたけど、肩甲骨はがしの主な目的は肩甲骨に付着している筋肉をほぐして肩甲骨の可動域を改善させていく事になります。前回、肩甲骨には17種類もの筋肉が付着していると書きましたが、そのほとんどの筋肉が肩こりや首の痛み、肩の痛みに繋がる筋肉ですので、肩甲骨の可動域を増やすことで、それらの痛みを改善させていくわけです。
まず施術の前に、簡単な検査をします。ほとんどの場合、両手を背中に回してもらい手がどこまで近づけることができるのかを測定します。肩甲骨の可動域が狭まっている場合、ほとんどの場合背中に回した手は触れる事ができません。
実際の施術では、背中や首、肩の筋肉をもみほぐしていきます。
十分、筋肉がほぐれた段階で、肩甲骨を体からはがす施術を行います。
初めて施術を受けられる方はビックリするかもしれないですけど、本当に肩甲骨の下に手指を入れて剥がすような施術です。
痛いんじゃないの?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、全然痛くないです。これまで凝り固まっていた部分がほぐれていくので本当に心地よく感じられます。
肩甲骨の可動域が広がりますので、今まで上げるのつらかった肩や腕も上がるようになりますし、首も回しやすくなるのが実感できると思います。
以前、肩が全然上がらなかった患者さんが施術の後に、腕をぐるぐる回し始めたのはこちらがビックリしたぐらいです。
施術後には施術前からどこまで改善されたかを再度検査します。
ただ肩甲骨はがしも効果は一時的なものですので、何度か定期的に施術を受けていただいいくようにしていただいています。
当院でも約30分の施術時間でメニューがありますので、興味を持たれた方はお気軽にご相談ください。