冷やすのか?温めるのか?
こんにちは。少し更新に間が空きました。
今回はこれもよく患者さんから聞かれる事の一つなんですけど、患部を冷やした方がいいのか?温めた方がいいのか?について書いていきたいと思います。
ドラッグストアなどに行った際、冷シップや温シップが並んでいて、どちらの方が効果的なのかな?ってよく迷いますよね。
接骨院・整骨院で施術を受けた時も、ほとんどの院で患部を温めたり、冷却したりしますけど、これは温罨法・冷罨法と呼ばれている施術です。
患部を冷やすのがいいのか?温めるのがいいのか?という疑問は、よく研究の対象にもされているぐらいです。
一般的な処置法で書いていきます。
急性期の症状には冷却、それ以降は温めるのが一般的です。
急性期とは受傷した直後の新鮮な状態の事です。ぎっくり腰や寝違え、捻挫など受傷した当日から3日ぐらいまでの時期です。
この時期は炎症が拡大している状態なので、炎症を抑える冷罨法が効果的です。逆に温めると炎症が悪化する可能性があるので、急性期にはお風呂に入ったり、飲酒をするのも止めてもらうように、患者さんにはお話をしています。
受傷してから3日~1週間ぐらい過ぎると、炎症も収まってきますので、今度は血流をよくする温罨法が効果的です。
血流をよくすることで、患部の自然治癒効果も高まります。
一般的にはだいたいこんな感じで、温罨法と冷罨法が使われています。
今回は患部を冷やした方がいいのか?温めた方がいいのか?について書いてみました。