2022F1日本グランプリ観戦記(1)
こんにちは。たなか接骨院に来院くださった方ならご存知かもしれませんが、F1マシンのミニカーを数個飾っています。
F1が大好きで、セナやプロストが活躍したブームのころからテレビで観戦したり、鈴鹿サーキットで開催される日本グランプリにも観戦に行ったりしています。
去年、一昨年とコロナの影響で日本グランプリの開催は中止になっていたんですが、今年は3年ぶりに開催が決定していましたので10月9日~10日に鈴鹿サーキットに観戦に行ってきました。
3年ぶりの開催、2014年以来となる日本人ドライバー角田裕毅選手の凱旋レース、ホンダ製パワーユニット(現在ではエンジン、バッテリー、ターボなど含めてパワーユニットと呼んでます)を使用しているレッドブルチームのマックス・フェルスタッペン選手がチャンピオンとなってのホンダの母国レースなどもあって、チケットは完売している状態でした。
F1は金曜日から開催しているんですが、金曜日はフリー走行と呼ばれるセッションで、クルマやタイヤのセッティングを行います。土曜日に予選が行われ、日曜日に決勝レースが行われます。
鈴鹿サーキットでは8時開場から様々なイベントが行われているので、朝から多くの人が観戦に来てました。
日本グランプリ限定販売のグッズもホームページなどで予告されていたので、土曜日から観戦に行ったわたしも楽しみにしていたのですが、人気の商品(限定ミニカーや応援グッズなど)は初日の金曜日に完売してしまったようで完売の告知にガッカリしました…
物販販売やマシンの展示などはイベント広場でテントなどのブースが設置されているんですが、グッズショップに入るにも長蛇の列で数十分は並んでいました。
イベント広場ではドライバーが登場してトークショーも開催されるんですが、こちらもすごい人でした。一番乗りの人はゲートの前で早朝3時ぐらいから並んでいたそうです。
予選は午後から行われるんですがQ1、Q2、Q3と分かれており、20人のドライバーからQ1で上位15人が次のQ2に進出、Q3には上位10人が進出していくというノックアウト方式の予選システムです。
この日の主役は、セバスチャン・ベッテル選手だったと思います。ドイツのドライバーなんですけど、2010年~2013年までレッドブルチームで4回ワールドチャンピオンになった選手です。その後、フェラーリに移籍してトップドライバーの一人だったんですけど、昨年、中位グループのアストンマーチンに移籍して、今年限りでの引退を発表していました。
ベッテル選手は鈴鹿サーキットとは凄く相性も良く、何度も鈴鹿サーキットや日本が大好きだと公式にコメントしていた選手で、日本でも人気がありファンも多い選手です。
今シーズンのアストンマーチンのマシンはあまり上位を狙えるようなクルマでもなく、ほとんどのコースで下位に沈んでいるような成績だったんですけど、ベッテル選手は鈴鹿で奇跡的な走りを魅せてくれて上位10台に残りQ3まで進出しました。
予選で最後の走行を終えた直後には、チーム無線が放送され「ありがとうございました、鈴鹿」と日本語でメッセージが流されたので観戦していた多くのファンも感激していました。
予選の後、前夜祭も行われるんですが、そこでもベッテル選手が登場し、日本語で日本のファンにメッセージを送ってくれました。
ちょうどわたしの席はベッテル選手のピット前だったので、このグランプリはベッテル選手を応援しようと心に決めました。
次回は二日目、日曜日の報告をしますね。